★俺ってイケてる?★女性からボディタッチをしてくる心理

女性と話していて、気が付いたら「ボディタッチ」をされているという嬉しい経験を体験したことがある男性も少なからずいるかもしれません。女性から触ってきてくれる際の心理とは、一体どのようなものなのでしょうか。実は、女性の方から触ってきてくれるからといって、相手が自分と「付き合いたい」と思ってくれているかというと、そうではない場合もあるのです。今回は、自分からボディタッチをしてくる女性の心理やその行為の複数の意味、ボディタッチを好意のある女性・好意のない女性にされた場合の対応方法などを紹介していきます。

1.触ってくるのは「嫌いではない証拠」?

女性がボディタッチをしてくる場合、ある程度はあなたに対して好意があるということは思っても良いでしょう。「嫌い」という感情があるのに、わざわざ触るということはほぼありえません。ですが、その「好意」にはそれぞれ程度があります。あなたのことが本当に好きで好きで、付き合いたいと思っているというほどの好意かもしれませんし、自分から告白するほどではないけれど告白されたら付き合うのもアリかなと思っているぐらいの好意かもしれません。さらには、恋愛の対象には入らないけれど友達としては好きだから一緒にいたいという感情や、そこまで強い想いはないけれどどちらかというと好き、ぐらいの感情など様々です。
なので、女性からボディタッチをされても「この子は自分と付き合いたいのかもしれない」「この子は自分のことが好きなのかもしれない」とすぐに思うのではなく、「とりあえず、この子は自分のことをある程度は嫌ってはいないのだな」と受け止めるようにしてください。また女性によっては、男女ともにボディタッチを普段からしてしまう人や、お酒を飲んで酔っ払ってしまった場合に、相手をつい触ってしまうという人もいます。そのような場合は本人は無自覚ですし、触ったことを覚えていないという場合もあり、大きな意味を持たないということもあります。ただ、そのような場合でも、本当に嫌いだとか苦手だとか、生理的に無理だという相手にはなかなか自分からはボディタッチはしないので、ある程度の好意は持ってくれているのかもと安心しても良いと思います。
とにかく、女性からボディタッチをされた場合は調子には乗ってはいけません。「相手からはとりあえず嫌われてはいない」ので、自分が仲良くなりたいと思う相手であれば、「ここから距離をつめていくことは可能だな」、と考えるぐらいにしましょう。好意があるということで、関係はプラスからのスタートになります。うまく自分がリアクションをしていくことで、その相手との関係をすすめられる可能性は高いです。「ボディタッチをされたから自分も女性に対して触っても良いだろう」と考えることはとても危険で、女性からは恐怖や不快感を感じられてしまうかもしれません。せっかく持ってもらえた好意も、自分がぐいぐいいくことによってマイナスになってしまうということもよくあります。ただ喜ぶだけではなく、よく考えてリアクションをとっていくようにしましょう。

2.よくボディタッチをする女性の特徴

女性によっても、よくボディタッチをするタイプと、まったくしないというタイプに分かれています。よくボディタッチをするタイプにはそれぞれ特徴があります。
ボディタッチをするタイプで多いのが、男性・女性ともに甘えるのが好きなタイプです。いわゆる「末っ子型」で、誰かにくっついていると安心するので、横にいる相手についボディタッチをしてしまうという女性です。本人はあまり大きな意味を持たずにボディタッチをしてしまいますが、触られた相手は勘違いをしてしまうことも多いようです。普段から他人との距離感も近く、ボディタッチを行う際にはかなり自然に触ってきます。
「確信犯」としてボディタッチをしてくる女性もいます。自分から触ることで、相手が喜んでくれるはず、と考えボディタッチをするタイプです。いわゆる「こびを売る」ために触ってくるようなタイプで、相手の反応を楽しむというフシもあります。同姓に対しても同じようにボディタッチをするというよりは、異性に対してのみこのようなアプローチを行います。自分に自信がある女性が多く、まわりを振り回したり、自分の思う通りに動かしていきたいと考える小悪魔な性格です。自然にボディタッチをするというよりは、少しわざとらしく思えるぐらいに触ってくるのが特徴です。
一方で、「まわりの人に嫌われたくない」という気持ちから自分から相手に触りにいくという考えを持つ、自分に自信がないという女性もいます。「自分がこびを売らないと男性は離れていってしまう」「相手を触ると喜んでくれて自分を好きになってくれるから触る」という強迫的な心理から、相手が喜ぶようにとボディタッチを行うのです。このようなタイプは触り方としては控えめなようですが反応をよく観察しています。相手が喜ぶそぶりを見せているようであれば、さらにボディタッチをすすめていくということもあるようです。
あとは、感情をあらわすのが得意な女性もよくボディタッチを行います。ペットの犬などが、嬉しいことがあったらしっぽを振ったりすりついてきたりするのと同じように「好き」という気持ちを身体全体であらわしてくるのです。自分が相手を好きだから触りたい、という単純な願望をぶつけてくるタイプなので、触ってくる際にもあまり躊躇がありません。積極的に、明るくボディタッチを行ってきます。
様々な女性がいますので、ボディタッチをよくする相手がいたら、どのようなタイプなのかを見極めてみましょう。

3.女性からのボディタッチの理由①気になっているサイン

好きな男性がいる場合に、少しでも自分の気持ちを伝えたいという心理で、勇気を出してボディタッチを行う女性もいます。直接「好き」というのは勇気がいるので、自分から触れにいくことで好意を示そうとしているのです。
このような場合は、みんながいる前ではあまりボディタッチを行うということはありません。まわりに好意がばれてしまうことを避けるためです。二人っきりになった際に、少しずつボディタッチを行ってきます。たとえばだんだん、距離が近くなって肩があたるようになったり、隣でふと手が触れたりという自然な触れ合いから始まるでしょう。好きな相手にそのようなことを行うのは、恥ずかしい気持ちもありますので、わざとお酒を飲んで酔っ払って、ボディタッチを仕掛けようとする女性も中にはいます。このように相手が恥ずかしそうにボディタッチをしてくるような場合は、「自分に気があるかもしれない」と判断してみるのも間違いではないかもしれません。自分も相手に対して好意を持っているのであれば、受け入れてあげましょう。相手が頑張ってくれているということを認めて、嬉しいという気持ちを伝えてみてあげてください。相手は照れ隠しで、「触っている自覚はなかった」と言ってくるかもしれません。その場合は、「意識してそう思ってしまったけど嬉しかった」と相手の目を見て伝えると良いでしょう。
合コンや飲み会の場で、複数人がいる際に「あなたを気になっている」とわかりやすく伝えるために、みんなの前でもボディタッチを行ってくる女性もいます。このようなタイプは、とても自然にアプローチをしてきてくれます。他の人にはしないのに、自分にだけ寄りかかってきてくれたり、手でぽんと叩いたりとしてくるようなボディタッチが多いでしょう。その合コンや飲み会の場ではじめて会った相手の場合であれば、自分も触れ返すというよりは、その場が終わってから連絡先を自分から聞くなどのアクションを起こすようにしてみてください。せっかく自分に気があるとアピールしてきてくれても、それに対して簡単に自分も手を出してしまうような態度を出してしまうと、相手は少し警戒してしまうということもありえます。自分から触るのはOKだけど、男性から来られると少しひいてしまうという女性も意外に多いので、気をつけるようにしてください。会話や連絡をとろうとするという積極性であれば、女性も喜んで受け入れてくれることでしょう。

4.女性からのボディタッチの理由②からかっている

特に「付き合いたい」とか「好き」とかいう気持ちはなくても、相手をからかいたいという心理でボディタッチを行うという女性もいます。まったくタイプでない場合も、反応を見たいというだけでボディタッチができる場合もあるのです。そのようなタイプからボディタッチを受けた場合は、どのようにリアクションをとるべきなのでしょうか。
その女性に対して自分が好意を持っている場合には、素直に照れている様子をあらわしましょう。相手もそれを見て、さらにボディタッチを続けてきてくれるかもしれません。「嬉しい」と伝えると、相手も満足してくれるかもしれません。勝負をかけるのであれば、「こんな風に接してもらえると嬉しいけど勘違いしてしまうかも」とはっきり伝えてみましょう。もしかしたら、その反応を見て女性も嬉しくなり、距離感をさらに縮めることができるかもしれません。ですが女性が自分とまったく関係をすすめる気がなければ、そこからはフェードアウトされてしまう可能性ももちろんあります。
からかってボディタッチをしてくる女性に対して、あまり自分が好意を持っていない場合であれば、やんわりと拒否するようにしてください。「人に触られるのってすごく苦手なんだよね」と、自分が喜んでいるのではなく困っているという姿勢を示すようにしてください。からかいたいという心理でボディタッチをしてくる女性であれば、そのようなリアクションをとられた時点で、自分から触ってくるのはやめてくるはずです。言い方によっては、相手の女性のプライドを傷つけてしまうこともありますので、笑いながら、「その部分、ちょっとケガしてるから触られると痛いかも」などと制止するのも自然で良いかもしれません。または、ボディタッチ自体は不快ではないけれど女性に対して特に好意がない場合であれば無反応をつらぬくというのも良いでしょう。触られていることすら気づいていないような態度をとれば、女性からしたら「この人にボディタッチをしても、反応がないな」と思われるので、自然にやめてくるはずです。
からかわれているということでボディタッチをされる場合、それを男性は嬉しく感じる場合も、不快に感じる場合も、どちらもあると思います。大切なのは、自分の感情をそれとなく伝えるということです。からかわれているからといって、恋愛感情をまったく持たれていないのかというと、例外として「好きだからこそからかってしまう」というパターンもありえます。こちらもリアクションをとって、相手の反応を観察してみてください。

5.女性からのボディタッチの理由③コミュニケーションとして触っている

女性からボディタッチをする場合に、ただコミュニケーションの一環として触っているだけという人もいます。会話を交わすのと同じように、ただボディランゲージを交わすという感覚でボディタッチを行っているのです。日本ではあまり考えられませんが、外国では初対面の相手ともいきなり握手をすることが当たり前ですし、あいさつとしてハグやほっぺたへのキスを行うこともまったく珍しくはありません。ですので、外国帰りの帰国子女の場合はボディタッチ自体に何の抵抗もない、という人も少なくありません。
また、関西地方などでよく言われるのが「ボケ・ツッコミの文化」で、相手の言ったことに対して「なんでやねん」とつっこむ際に相手の身体や頭をぽんとたたくというような場合もあります。こちらも、男女関係なくそのような文化なので意識なくボディタッチをしているような場合があります。男女間という意識なく、友達だからという感覚で行うボディタッチとなります。明るくてノリの良い女性は、このようなことを自然にしてくるという子も多いです。
職業によっても、意識なくコミュニケーションとしてボディタッチする場合があります。たとえば整体師やマッサージ師の人であれば、普段からお客さんの身体を触る仕事なので、なんの気なしに相手の身体をチェックすることもあります。病院で働く人や、歯医者さんで働く人なども同様です。普段から身体の調子を触って確認するという仕事の人は、そのためにボディタッチを行います。触られた方はドキッとしてしまうかもしれませんが、相手を見ると特に照れたり自分に対して意識をしていたりするような様子は見られないと思います。
そのような相手の場合は、触られたとしてもコミュニケーションとしてボディタッチを行っているだけなのだろうと思う事にして、期待せず冷静になりましょう。コミュニケーションとしてのボディタッチなので、反対に自分が相手に対して同じようなことを行っても、特に変わったリアクションをされることはないと思われます。自分がボディタッチを受けた後も、その女性が誰にでも同じようなボディタッチを行っているかどうかよく観察してみてください。みんなに同じように行っているのであれば、自分に対して特別に脈のある可能性は低いですが、嫌悪感などを持たれているということはないと考えて良いので、そこからアプローチを行って、関係がうまくいくという可能性は十分ありえます。

6.部位ごとの意味①肩、背中、顔

肩や背中などは、女性からしても一番ボディタッチをしやすい部位といえます。たとえば、飲みや合コンなどの場で、自分が席を立つときに自然に手を触れやすいのが肩や背中となります。逆にいえば、強い好意を持っていなくても、自然に触れることが多い場所になりますので、肩や背中を一回触られたからといって、過剰に期待してはいけません。何回もボディタッチをされているなと感じるような場合は、女性は故意的に触ってきているという可能性が高いでしょう。自分からも意識をさせたい場合は、距離をとらずにそのまま肩や背中を密着させた状態を続けてみてください。相手がそのまま離れないようであれば、自分に対して好意を持ってくれていると考えても良いと思います。
会話の中で、「肩が凝っているんだよね」などと話すと、そのまま肩を揉んでくれようとしてくる女性もいます。親切心でしてくれる人もいますし、好意を持っているからこそ一生懸命マッサージしてくれようとする場合もあります。してもらったら、「お返しにこちらもしようか」と聞いて、相手が拒否しないようであれば同じようにやり返してあげましょう。判断は難しいですが、喜んでくれるようであれば好感触であるということは間違いないです。
背中などは、手でがしっとつかむよりも指でとんとん触られる方がドキッとしてしまうのではないでしょうか。「指でなんて書いているか当ててみて」と言って、つーっと背中をなでてくるという小悪魔な女性もいることでしょう。こんな行為をしてくる場合は、相手はかなり自分のことを気になっていると思ってもかまいません。こちらも照れて拒否するのではなく、のりのりで対応してみましょう。
顔を触るというのは少しハードルが高くなっています。キスをする際に、触る部分でもあるので、ボディタッチをする側もかなり意識をしてしまう部分でしょう。触り方にもいろいろありますが、ほっぺたをぷにぷにつついたり、つねってきたり、「肌がきれいだね」と触ってきたりする場合は、恋愛的な意味での意識をしてというよりは自分に対して「可愛い」「からかいたい」という心理を持っているような場合が多いです。
手でフェイスラインを包み込むように触ってくる場合は、やはりキスを連想させることになるので、女性からの好意は高いと考えても良いでしょう。そのように積極的に触られた場合は、こちらも相手の目をじっと見つめてみましょう。さらに次の関係へとすすむことができるかもしれません。

7.部位ごとの意味②腕、手

腕や手などは比較的にボディタッチをしやすい部分です。たとえば、筋肉質な男性に対して、「腕を触らせて欲しい」と頼んでくる女性も多いです。この場合、本当に触りたいと思って頼んでくる筋肉フェチの女性もいますが、多くの女性は「こう言って頼めば男性は喜んでくれるはず」だと考えて言ってくるということが多いです。ですので、相手から好感を得たいために自分からわざわざ触ってくるという女性が多い考えられます。真剣な好意というよりは、コミュニケーションの一環や相手をほめるための話のきっかけとしてのボディタッチと言えるでしょう。夏などの暑い季節、男性が半そでを着ている場合などは女性も自然に「触らせて」と頼みやすいので、そのような機会も増えるでしょう。何にせよ、自分の魅力をアピールするためのポイントにもなるので、頼まれたら照れずに触らせてあげるようにしてみましょう。
手は腕よりも少しハードルが高い部分です。基本的に「手をつなぐ」という行為は付き合っている男性・女性がすることが多いので、付き合う前にそこまでするのはなかなかレベルが高いと言えるでしょう。ですが、手に触れるというだけであれば比較的によく見られる状態です。よくあるパターンとして「手相を見てあげる」と言って手に触れてくるという女性もいます。ハンドマッサージをしてくれる場合もあります。手に触ろうとしてくるのは、自分と仲良くなりたいという心理がある証拠でしょう。男性の手に自分の手のひらを合わせて、「手、大きいね」と言ってくる女性もいます。これは自分の手の小ささをアピールして、女性らしさや可愛らしさを演出するためにやっているという場合もあります。そんなボディタッチをされた際には、素直に「そうだね、可愛いね」と肯定してあげると良いでしょう。このように、自然に手に触ってくることができる女性は、かなり恋愛において経験があるというような場合が多いです。男性が喜ぶつぼを知っているので、ドキドキさせられてしまうかもしれません。このようなアプローチを受けている際には自分に気がある可能性は十分高いので、こちらも積極的になっても良いと言えます。手を握り返してあげたり、自分が手をマッサージしてあげたりして、距離を縮めていきましょう。ネイルなどに気を使っている女性であれば、「綺麗なネイルだね」と言いながら、爪を見るふりをしながら手を触ってあげるのも自然で効果的です。

8.部位ごとの意味③頭、口

頭はボディタッチしやすい部分ですが、女性から男性に対して触るということに関しては難易度が高い部分です。男性から女性に向けて「頭をぽんぽんする」という仕草は漫画やドラマでもよく見られる描写ですが、女性が男性にしようとすると、身長の差などもありますし、自然に行うことは難しいです。中には、男性がかがんでいるような状態のときに、女性が頭をぽんぽんするということもあるかもしれません。このような場合は、女性がその男性に対して恋心を抱いているというよりは「少しからかってやろう」とか、「自分にときめかせてやろう」というような気持ちを持っていることが多いと考えられます。いわゆる「可愛い系の男子」に対して、「付き合いたい」というよりは「愛でたい」と感じて、そのような行為を行う女性もいます。
頭の上の方ではなく、髪の毛を触る、という場合もあります。相手の髪の毛を触るというのは強い好意のあらわれであることが多いです。髪の毛は男性・女性ともに触られるとドキッとする、という人が多く、ボディタッチをする場合はドキッとさせたいという気持ちがあるからかもしれません。また、好きな人の髪の毛を触りたいと感じる人も男性・女性ともに多いので純粋な好意からのボディタッチだと考えられます。また、髪の毛は触られるドキッとしますが、比較的にボディタッチしやすい部分でもあります。髪の毛にほこりなどが付いている場合に、ひょいっと取ってあげるのは自然ですし、髪を切ったりパーマをかけたりした髪の毛を「髪形変えたんだね」と触るのも自然です。男性は、寝ぐせが付いている人も多いので「寝ぐせ付いているよ」と直してくれようとする女性もいます。髪の毛に触れられた場合は、何か理由がある場合には好意があるかどうか判断はしにくいですが、理由もなく「髪の毛さらさらだね」「髪の毛きれいだね」など言われてタッチされた場合は脈があるとみて良いでしょう。
口を触るというのはかなりハードルの高い行為です。口のまわり、男性のひげにあたる部分であれば「ひげがじょりじょりしてる」と冗談交じりに触ることもあるかもしれませんが、口の中心、唇などに関しては触られるとかなり意識をしてしまう部分です。男性をどきどきさせるために、スティックタイプではなくバームタイプのリップクリームなどを「塗ってあげる」と言ってくる女性も中にはいます。このように唇を触ってくるというのは、関係をすすめたいという気持ちのあらわれだと考えて良いでしょう。

9.部位ごとの意味④足

足も、腕などと同じで筋肉質の男性に「触らせて」と頼んでボディタッチが行いやすい部分かもしれません。ふくらはぎなどは筋肉がつきやすく、筋も張っているので筋肉フェチの女性からしても触りたいと思ってしまう部分です。ですが、下半身な分、触るのは腕よりもハードルは高い場所です。足でも、すねやふくらはぎなど甲に近い下の方の部分などはあまり触られる側も意識はしないかもしれませんが、上の方の場所に近づくにつれて思わず意識をしてしまうでしょう。
そのような、足の上の方の部分などは「相手をドキドキさせてやろう」という確信犯がボディタッチしがちな部分とも言えます。たとえば、飲みや合コンの場で隣に座っているような状態で、太ももなどにふわっと触れてくるという女性もいます。明らかな好意をあらわしている場合か、アピールの場合が多いでしょう。指でとんとんとん、と触れてくるような場合もあります。そのような場合は、はっきりと反応をとるのではなく、その状況をまじまじと見つめてみてください。そのような反応をとると、相手は少し戸惑った様子を見せるかもしれません。自分の太ももに触ってきている手に触れてみるというのも良いでしょう。相手がはにかんだり、恥ずかしがっていたりするような様子を見せたら、自分への好意はあるという可能性が高いです。
ただ、太ももに手を置くぐらいなら抵抗なくできてしまう女性も実は少ないわけではなく、意識せずにそのようなボディタッチをしてしまっているという場合もあります。ズボンごしであれば、女性からしてもそこまで意識して行うほどの行動ではないという考える人もいます。ずっと手を置いているような状態や、足をさすってくるような場合は確信犯の可能性が高いですが、特に変わった様子もなく、手が何回か足に触れることがあるというぐらいであれば、無意識に行っているということもありえます。特に女性が酔っ払っているような場合、本人も知らないうちに手を太ももに置いてしまっているパターンもあります。あまり期待し過ぎてしまうと、肩すかしをくらってしまうかもしれません。相手の話し方のテンションなどで判断するのも良いでしょう。ずっと明るい調子で話しているようなら、意識しての行動ではないかもしれませんし、時々自分のことを見つめてきたり、少し熱っぽい視線を感じたりするようであれば、好意を感じてゆえの行動だと考えることが可能です。

10.部位ごとの意味⑤お尻

男性のお尻を女性から触るというのは、ある意味で一番難易度が高い行為と言えるでしょう。逆で考えたら間違いなくセクハラとも言えますし、男性でもその部分をボディタッチされるのはちょっと、と感じる人が多いと思います。女性から触ってくる場合も、からかい半分なことがほとんどでしょう。ですので、お尻をボディタッチされているときは、相手の女性はからかってこようとしていたり酔っ払っていたりするのだろうなと、受け流してあげてください。
ですので、お尻をボディタッチされたからと言って「相手は自分のことを気になっているのかも」と考えるのは見当違いである可能性が高いです。おそらく、ボディタッチをされる際にも真剣な空気ではなく笑いながらという場合が多いでしょう。場を盛り上げるために、みんなの前で触ってこようとするノリの良い女性もいます。残念ながら、恋愛対象として見ているから触るのではなく、ネタ要員として利用されているという場合もあります。ただ、そんな風に冗談半分でボディタッチができるという部位であるので、距離を縮めたいけれどシリアスな雰囲気で触れないという女性が気持ちを隠しながら触ってみるということもありえます。そのような雰囲気がかいま見えたら、「お尻以外で!」と手を離して腕や肩など違う部位まで持っていってあげると良いでしょう。そこまでされたら、相手も違うところに自然にボディタッチをしやすくなり、距離が縮まります。「お尻を触ってくるなんて、ふざけてるのかな」とすぐに思わずに、相手の反応からどのような意図でのボディタッチなのかを判断してあげましょう。
中には、強烈な性的なアピールとして触ってくるという女性もいるかもしれませんが、積極的過ぎてちょっとひいてしまうという場合は正直に伝えましょう。「下品だよ」とか「嫌だ」とはっきり伝えてしまうと相手の女性はショックを受けてしまうかもしれませんし、場の空気も悪くなってしまうかもしれません。そのようなきつい言い方をするのではなく、「恥ずかしいからできたらやめて欲しい」と笑いながら優しく伝えるようにしてください。「セクハラだよ」とツッコミをしながら、明るい雰囲気でストップをかけるのも良いでしょう。触らせっぱなしにしてしまうと、他の女性と仲良くなるチャンスなどもなくしてしまうかもしれません。場がひと盛り上がりしたら、空気を自分で変えられるように努力してみてください。

11.好意がある女性からのボディタッチの対処法

 

好意のある女性からボディタッチをされたからといって、こちらもすぐに焦って行動してはいけません。自分も受け入れているという姿勢は見せつつ、自分からのアプローチを積極的にはし過ぎないようにしましょう。触られたから触り返すのではなく、まずは自分は嫌がっていないというそぶりを見せるようにしてください。まわりに人がいる場合での女性からのボディタッチであれば、触られていることがまわりにばれないようにしましょう。机の下で手などを触れられている場合はそーっと触れ返したり、背中や肩に触れられた場合は、相手の顔を微笑みながら見つめる、というリアクションをとってみてください。その後も、相手からボディタッチが続くようであれば、自分への強い好意のあらわれだと考えても良いでしょう。このようなリアクションをとっても、特に相手からのアクションがなかったり、態度が変わらないという場合は単なるコミュニケーションや、無意識の意味のないボディタッチの可能性が高いと言えます。そのような場合は、残念ですが、相手からの脈はなさそうです。
脈はなさそうだけど、ボディタッチはされるという場合は、自分への好感はあるけれども、恋愛対象としては見られていないという状態になります。触ってくるのに抵抗がないということは、生理的に無理というわけではないので、自分を異性だと意識させることができれば、恋愛対象として見てもらえる可能性もあります。「そんな風にあなたが接してくると、嬉しいし思わず意識をしてしまう」ということをはっきりと伝えてみてください。自分は異性としてみているのだということをはっきりと伝えるのがポイントです。そこで、相手が自分のことを「アリ」だと感じてくれれば、ボディタッチを続けてくれることでしょう。伝えても「ナシ」だと判断された場合は、「ごめん」とそこからボディタッチされることはなくなるか、頻度は減ると思われます。その場合は悲しいですが、自分は対象には入れないということを理解してあきらめるのがベターです。注意したいのは、中には「ナシ」だとはっきり女性が自覚しているのに、「付き合うの無理だけど自分を好きでいて欲しい」「この人からモテておきたい」という心理が働いて、気がないのにボディタッチを続けられるというパターンです。判断は難しいですが、相手がまったく照れるような様子もなく、楽しむような感じでボディタッチを続けてくるようであればその可能性も高いでしょう。

12.好意がない女性からのボディタッチの対処法

好意がない女性からボディタッチを受けた場合は、相手を傷つけないように言葉を選び、配慮しながら、やんわりと拒否するようにしてください。受け入れているままの状態だと、相手は勘違いして「自分の好意を相手も受け取ってくれている」と考えてしまいます。そうすると、ボディタッチもエスカレートしてしまうかもしれません。自分が他に好きな女性がいる場合、そのような場面を見られてしまうとやっかいですし、好意のない相手にさらに好意を持たれてしまうとややこしいことになってしまいます。しっかりと拒否しないと、相手は「あなたから誘ってきたのに」と言い出したりすることもあります。そのまま告白されるなど、状況がエスカレートしてしまうかもしれません。
拒否することは大事ですが、あまり強く言い過ぎてしまうとそれもトラブルのもととなります。「あなたが嫌いだから触ってほしくない」と伝えるのではなく、「自分には好きな相手が他にいるから、このようなことをされると少し困ってしまう」というようなスタンスで伝えると良いでしょう。そう伝えれば、自分の誠実さをアピールしながら、嫌っているわけではないと相手に不信感を抱かせずに済むのでおすすめです。真剣に断ると空気が悪くなってしまいそうであれば、冗談半分にかわすというのも効果があります。こちらが冗談半分でうまくかわそうとすれば、相手も恥をかくことなく、お互いに変な空気にならずに流すことができます。
飲み会や合コンなどの場であれば、それとなく距離をとってみるというのも対処の方法の一つです。トイレに立って、戻ってきた際に違う席に座るなどしてみてください。また横の席だとボディタッチされやすくなってしまいますが、正面の席などであれば、触られることは難しくなります。会話はそのまま続けられるので気まずくなりにくいですし、自然に触られることもなくなります。
とはいえ、好意のない女性からでも、実際にボディタッチを受けると嬉しく感じるという男性も多いのではないでしょうか。もしかしたら、相手も特に意識することなく、誰にでも同じようにボディタッチをしているかもしれません。そのような場合に変に拒否をしてしまったり注意をしてしまったりすると、相手は「自分は悪いことをしたつもりはないのに」と混乱したり悲しい思いをしてしまう可能性もあります。何か大きなトラブルに発展しなさそうなのであれば、そこまで細かく気にしなくてもOKでしょう。

13.まとめ

いかがでしたでしょうか。ボディタッチをする際にも、一人一人に様々な理由や心理があり、全ての女性を一緒のケースだと考えてはいけません。ボディタッチを受けた際には、手放しで喜ぶだけではなく、その意味をよく考え、落ち着いた対応をとって相手からマイナスなイメージを持たれないように気をつけるようにしてください。女性がボディタッチをしてくる心理を見極められるようになれば、あなたもモテる男性へと一歩近づきます。多くの女性を観察して、パターンを判断できるようになり、気になる女性と関係をすすめられるようになりましょう。